第41回社会保障審議会障害者部会

自薦ヘルパー推進協会本部事務局

10月22日に第41回社会保障審議会障害者部会が開催されました。

今回は当初「就労支援」と「所得保障」がテーマに設定されていましたが、 前半の就労支援についての質問や意見が相次ぎ、 「所得保障」のテーマまで入ることができずに終了しました。

多くの時間を使い、就労支援について、様々な意見提起がされましたが、 議論のポイントとしては
・就労した数だけではなく中身がわからない。内容が大事。
・自立支援法で就労移行支援事業ができたから就労が進んだわけではない。
 就労移行支援事業は実施されまだ2年間で評価はこれからではないか
・就労支援といっても生活支援がないと成り立たない。両輪のようなもの。
・職場での介助、通勤の介助が制度の狭間でつかえない。これがあれば働ける人が増える。
・雇用助成金や職場介助者制度の拡充と柔軟な運用が必要。
・就労した後のフォローアップが大切。
・ジョブコーチは重要な役割を担っている。拡充を。
・非常勤や勤務時間など柔軟な雇用体制が必要。
・就労のための福祉教育労働のネットワークといってもそれぞれの役割分担を  きっちりしなければ意味がない。
・職業体験、実習の場、就労移行支援事業を特別支援学校在学時から利用できるように。
といった意見が出されています。

本日の配付資料等を下記に掲載しましたのでご参照下さい。
http://www.j-il.jp/jil.files/siryou/shahosin/syahosin081022.htm

傍聴メモは追って掲載いたします。
次回は10月31日(金)に開催予定です。

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