坂口厚労相、ヘルパー国庫補助金の見通しについて「全額確保できる見込み」 12/5記者会見で


 ホームヘルプ国庫補助金についてですが、坂口厚生労働大臣が12/5日朝の記者会見の中 で、”ホームヘルプサービスの国庫補助については厚労省の他の予算を充て、大体補 うことができる”旨の発言を行ったそうです。(詳細は毎日新聞の記事をごらんくだ さい。)

[毎日新聞12月5日] ( 2003-12-05-13:08 )

障害者支援費:不足分は100億円に 坂口力厚労相

 4月から導入された「障害者支援費制度」で、身体・知的障害者のホームヘルプ サービスなどの利用が急増し、厚生労働省が確保した予算が大幅に不足する問題で、 坂口力厚生労働相は5日の閣議後会見で、不足分は年度末までに約100億円に達す るとの見通しを示した。厚労省内の他の予算を充て、全額確保できる見込みという。

 厚労省は先月、支援費制度のホームヘルプサービスだけで約50億円が不足する見 通しを示したが、坂口厚労相は最終的な不足額について「その倍近くになる」と述べ た。ホームヘルプサービス以外の利用量も、同省の見通しを大幅に上回ったとみら れ、来年度以降は制度運用の修正を余儀なくされそうだ。

 同省障害保健福祉部は他の部局で消化していない予算を集めているが、坂口厚労相 は約100億円の不足分について「(省内の)各局に協力して頂いて、大体補うこと ができる」との見通しを述べた。【須山勉】


以前の閣議後記者会見(抜粋)

閣議後記者会見概要
(H15.12.05(金)9:42〜9:54 省内会見場) 【広報室】

(記者)

 障害者の支援費制度なのですけれども、予算が足りないということで、今省内でお金を集めているのだと思うのですが、だいたい目途が立ったのか、あるいは金額はど のくらいになるのか、いかがですか。

(大臣)

 どれだけになるのか分かりませんけれども、足りない分だけは埋め合わせが出来ると思っております。

(記者)

 それはホームヘルプだけになりそうですか、他にもちょっと足りないところがあるなと思うのですけれども。

(大臣)

 どこでどれだけ足りないのか、私もあまり詳しくは分かりませんけれども、足りないと言われた分はだいたい補うことが出来ると思っております。

(記者)

 最初事務方はかなり厳しいと、ホームヘルプサービスだけで50億くらい、これは まだ見通しですけれども、省内で余っているお金はないとは思うのですけれども、な るべく回せるお金は回そうということで、それでもかなり厳しいのではないかという 見通しだったのですけれども、今のところは大丈夫そうだという感じなのですか。

(大臣)

 はい、各局に協力していただきまして、大体足りないといわれた分は、補うことが 出来ると思っております。先ほど言われました額の倍額くらいには近づくのではない かと思っています。

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