3月7日第6回介護保険制度の受給者・被保険者に関する有識者会議

自薦ヘルパー推進協会本部事務局

3月7日に第6回介護保険制度の受給者・被保険者に関する有識者会議が開催されました。 今回は介護保険制度の受給者・被保険者に関する有識者調査(資料1)、 介護保険の受給者・被保険者に関する外国調査(資料2)の報告と議論、 これまでの議論の整理、今後の方向性について(関係資料3,4,5)の 説明と議論が行われました。

有識者調査では資料1p16以降にあるとおり、 範囲拡大については慎重論・反対論が6割以上を占める結果となっている ものが示されており、前回の障害者団体のヒアリングとあわせて、 委員からも拙速な議論は避けるべきとの意見が出されています。 一方、介護保険を障害や年齢で対象を区切らない「普遍的サービス」 とすることには強い反対意見もみられず、 現時点では困難だが「将来的には」という言葉で先送りする意見も出されています。

また、海外の事例報告では、中身がないとの厳しい意見が委員から出されました。

後半のまとめに向けての議論では、 資料5として厚労省事務局から出された論点整理が、 統合を前提として書かれている部分があり、 修正を求める委員もいました。

次回会議は4月10日に予定され、 今日の資料5をたたき台としてとりまとめへの議論がされます。
また、事務局、座長からは5月中には報告書として 会議の結論をまとめたいとのスケジュールが示されています。

以下に傍聴メモと資料をアップロードしておきます。 ダウンロードしてご覧下さい。

■傍聴メモ http://www.j-il.jp/jil.files/siryou/kaigo_hani/070307.doc (ワード形式 31.5kb)

■当日資料 http://www.j-il.jp/jil.files/siryou/kaigo_hani/070307.pdf (pdf形式 2.44Mb)

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